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<院長のブログ>

 

< 矯正治療のタイミング >

 

矯正治療をいつから始めたらいいのかという相談を受けることがあります。

最近は小学校低学年でも矯正装置をつけているお子さんが少なくありません。

先日、インスタグラムを眺めていたら、若いお母さんがまだ幼い自分のお子さんに矯正を始めようか悩んでいる記事を見つけました。よく読むと、乳歯の前歯のうらに永久歯の前歯が生えてきたから、という理由です。生え替わるときにはエレベーター交換とよぶ二枚歯の状態になるのが普通なのですが、ご存じないようです。まさか、このお母さんに矯正をすすめる歯科医はいないと思いますが、親御さんも少し冷静にお子さんの歯について知識を増やしていただけたら嬉しいかぎりですね。

少子化の時代とは言え、永久歯の歯根が完成もしていない年齢で歯を動かすような矯正力を加えたら根の先端が成長を止められて短くなってしまうことをなぜ、矯正専門医が伝えないのか不思議で仕方ありません。永久歯の歯根完成は平均で13~15歳です。つまり、それ以降なら矯正治療をしても大丈夫ですよということなのです。

親のエゴやお子さんの競争意識でせっかく生えた大切な歯を壊さないで欲しいものです。それまでは、虫歯を絶対につくらないという努力をしていただき、適齢期がきたらすぐに始められるように準備しておきましょう。

また、早すぎる矯正治療の弊害を科学的根拠にもとづいて説明できない矯正歯科医は、倫理観のないひとだと私の目には映ります。