＜院長のブログ＞

新年おめでとうございます。

今年も皆様と口腔の健康増進、疾病予防に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

急激な政治的変動で日本が変わろうとしています。

この国に生まれ、生きてきた人々に幸せをもたらす「まつりごと」であってほしいと切に祈っております。

医療福祉はその国の経済や政治と密接に関わっています。日本の持つ「健康保険制度」は私たちの先人達が労働力の対価として福利厚生、健康増進を基本に保険料を納めるひとに等しく提供する現物給付型の他国には類をみないほどの手厚い互助制度です。しかし、最近は外国から来て、すぐに保険証を発行され、保険料も納めないまま、即日から高水準の医療を受けられるという画期的なシステムを悪用する外国人が急増しているようです。少子高齢化はもう、何十年も前からわかっていたことなのに場当たり的な政策によって、いよいよ、このままでは崩壊寸前だと言われています。ところが、私たち一人一人が出来ることは限られています。

今さらではありますが、口腔内の疾病の殆どは日々のホームケア、定期検診でかなり予防が出来ます。問題が発生しても深刻な状態には至らないことも多いものです。加えて、ご自身の口腔改善に必要だと思われる噛み合わせや歯列矯正、予防処置等は真剣に検討いただくこともムダな治療の繰り返しによる出費や時間の浪費を防いでくれると考えます。

私たちも気を引き締めて、なお一層、研修を積みながら有益性の高い臨床を皆様に提供できるよう努力します。

健やかな一年をお過ごしいただけるよう一同、お祈り申し上げます。