<院長のブログ>
<御礼>
古香会第一回「雅楽」はおかげさまで、盛会のうちに終えることができました。
ご参加の皆様からは「雅楽のイメージがまるっきり変わった」「神社で聴くのとは全然、違って素晴らしい」「こんなに豊かな音色と大きな広がりがあるものだとは」と、多くのお声をいただきました。ありがとうございます。
当家の俊通公864年遠忌奉納演奏の時にご参加の方も今回、新たにご参加いただいた方々も非日常のひとときを過ごしていただいたかと思います。そして、何より、雅楽という日本最古の音楽が大陸から渡ったあとに日本という国で大切にされ、独自の神仏的要素がミックスされて醸造されたものになって1000年以上、その原形を今に伝えることに触れていただけたのではないでしょうか。皆様のこころに届いていたら一同、望外の喜びです。
今の日本では目の前に視えるものが全てで、すぐに答えが出ないものはナンセンス。という風潮が蔓延しているように感じます。デジタル時代だからこそ、ふと足を停めてゆっくり思いを巡らせることも必要だと思います。私たちの先人は、とても寛容で柔軟でした。今のような声高に自分だけの正論を叫ぶことだけが解決ではなく、また、他者への敬意も払わないような人々を多文化共生という美辞麗句のもとに無秩序に受け入れることも共生ではありません。ともに命の大切さ、未来へのバトンをつなぐ、そして、自分の国である日本の歴史文化を勉強し直してみようという趣旨で古香会を始めました。伝統や文化をないがしろにする民族は、いずれ消滅します。大切にしていくからこそ、他者へも敬意と尊敬が生まれるのです。
記念すべき第一回でしたが、至らぬことも多かったかも知れません。以後の開催への宿題とさせていただきます。
次回の古香会まで、しばらく私も修養して英気を養い、皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
ありがとうございました。ごきげんよう。